子どもから大人まで多くの方に愛されているクロワッサン。
香りや食感、風味の好みは人それぞれですが、日本に限らず世界各国で人気がありますよね。
今では専門店も数多く出店され、同じクロワッサンなのにお店ごとにカラーが異なります。
我が家はパン屋さんに行くとどの店舗でも必ずクロワッサンを買います。
そこで、現在ひっそりと我が家でブームがきているクロワッサンを、そのルーツからおすすめの専門店まで詳しくご紹介します。
クロワッサンってどういうもの?
今更感はありますが、せっかくなのでまずはクロワッサンについてルーツや名前の由来などをご紹介します。
クロワッサンとは?
クロワッサンとは、バターを生地に折り込んで焼き上げる三日月型のパンです。
クロワッサンといえば、バターの香りやかたちを想像されるかたも多いでしょう。
店舗によっては夏場はバターが溶けやすくベストな状態で焼き上げるのが難しいことから、冬季限定でクロワッサンを販売しているところもあるようです。
専門店は多くありますが北海道産のバターを使用している店舗が多い印象です。北海道は食べ物がおいしいですね。
ちなみに各店舗により若干異なりますが、クロワッサンの基本的な原材料はこちらです。
原材料 | 小麦粉 | バター | たまご | 砂糖 | 食塩 | イースト | パン酵母 | 水 |
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クロワッサンの歴史
クロワッサンの歴史は諸説ありますが、20世紀初頭のフランスの料理本にクロワッサンの調理法が現れたと言われています。
それ以前のレシピが一切発見されていないことから、これがクロワッサンの始まりと捉えてよいでしょう。
フランスに嫁いだマリー・アントワネットに同行した、デンマークのパン職人によって作られたのが最初のクロワッサンだとされています。
※なお、ネットでクロワッサンのルーツを検索すると実はフランス発祥ではない説が浮上しますが、ここでは完全にスルーします。
クロワッサンの名前の由来
ご存じの方も多い印象ですが、クロワッサンはフランス語で「三日月」の意があります。
先ほど完全にスルーしましたが、発祥がフランスでなく東欧とされているサイトでも、「三日月」の意がある言葉があてられているようです。
なぜ三日月なのかは、見た目もさることながら「古代の月の女神への捧げものとして出されたため」とも言われています。
クロワッサンをおいしく食べたい
私見ですが、どのお店もあまりはずれがない印象のクロワッサン。
それでもやはり可能な限りおいしい状態で食べたいものです。
そこで、クロワッサンをよりおいしく食べるため、ご家庭で簡単にできる工夫をご紹介します。
飲み物をお供に
クロワッサンにはぜひ飲み物をご一緒しましょう。
クロワッサンをカフェオレに浸すのが定番と言われていますが、サクサクの食感が好きな方はもちろんこの限りではありません。
なお、お供の一例としてコーヒー派、紅茶派、牛乳派も少なからずいますね。
ちなみに我が家では子どもたちは牛乳、夫は水、私は炭酸水と、あまり類を見ないお供になっていますが、これはこれで美味しいんですよ。
温めなおしは食べる直前がマスト!
クロワッサンに限りませんが、個人的にはパンは焼きたてがベストだと思っています。
しかし、なかなか焼きたてのクロワッサンを食べる機会がない我が家。
なんなら大量に買って冷凍したりするので、焼きたてとはほど遠い感じになってしまいます。
なので我が家では、必ず食べる直前にトースターで焼き直ししてから食べます。
ただし…先述の通りクロワッサンの原材料でバターが使用されていますので、すでにお試しの方はご存じと思いますが焦げやすいんです。
せっかくのバターが焦げてしまうと私のテンションはダダ下がりだし、子どもからはブーイングの嵐のため失敗出来ません。
そこで、焦げにくい温めなおしについてキッチン家電別に詳しく紹介します。
ひと手間はかかりますが、おいしいのでぜひお試しください。
クロワッサンが焦げない温めなおし【オーブントースター編】
手軽に温めなおしができる反面、最も焦がしやすいオーブントースターを使用する方法です。
温めなおしの手順
- オーブントースターを「強」設定で3~4分余熱します。
- 余熱完了後、クロワッサンをトースターに投入します。
- そのまま余熱だけで5分程度温めます。【加熱しません】
お使いのオーブントースターの性能やクロワッサンの個数にもよりますが、加熱すると3分程度で表面が焦げてきます。
ですので、加熱しません。
これだけでも表面がサクっと、中はふわっとしたクロワッサンが出来上がります。
ちなみに魚焼きグリルでも同様です。
最初に高い温度でグリルを3~4分温め、クロワッサンを投入して余熱で5分程度温めてください。
クロワッサンが焦げない温めなおし【オーブン編】
オーブン機能があるレンジでもおいしく温めなおすことができます。
温めなおしの手順
- オーブンを200度で余熱します。
- 余熱完了後、クロワッサンをオーブンに投入します。
- そのまま余熱だけで5分程温めます。
ポイントはトースター同様、加熱しないこと。余熱だけで温めなおすことで焦げません。
温めなおしでのNG行為【電子レンジ】
クロワッサンを温めなおす際、電子レンジを使用するのはNGです。
電子レンジはパンに含んだ水分を蒸発させてしまいますので、ラップをかけても食感が落ちてしまいます。
焼きたてにこだわるなら自作も◎
自宅でクロワッサンを自作してしまえば、焼きたてが食べられます。
パン作りは発酵など工程も多く自作するとなるとハードルが高く感じますが、材料自体はとてもシンプルで最近ではレシピサイトなどで動画も充実しています。
【豆知識】クロワッサンは三日月?ひし形?
クロワッサンの語源はフランス語で三日月であると先述しましたが、クロワッサンのかたちをよくよく思い浮かべるとひし形を連想される方もいますね。
どちらもクロワッサンですが、実はこれには明確な違いがあります。
折り込まれている油脂によって、焼き上がり後のかたちが変わってくるためです。
- ひし形…バターが折り込まれている
- 三日月…マーガリンが折り込まれている
意外と知られていない豆知識でした。
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