「小学生から塾って必要なのかな?」
「みんないつ頃から通い始めるんだろう?」
小学生になるとコミュニティが広がるため、周りで塾や習い事に関する話題を聞くことも多くなりますよね。「うちも通った方がいいのかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、子どもたちは勉強が得意な方ではありませんが…宿題はやっていたし、勉強自体が好きでないならば無理強いすることは出来ないかなと思っていて、夫も同意見でした。
本記事では、そんな我が家が、子どもが小学4年生と3年生のときに実際に塾選びをした体験をご紹介します。
まだ通い始めたばかりなので成績がどう変わるかはわかりませんが、体験授業を通して見えてきたこともたくさんありました。
これから小学生のお子さんの塾を検討している方の参考になれば幸いです。
我が家は小学4年生と3年生で塾に通うことにしました

結論から言うと、我が家は小学4年生と小学3年生の子どもたちを塾に通わせることにしました。
ただ、冒頭でもご紹介しましたが、正直なところ数年前までは「小学生のうちは塾はまだ早いかな」と思っていました。
その理由として、子どもたちが小学校低学年の頃は宿題の量もそう多くなく、親がつきっきりで教えても10分~20分で済んでいたのもありますし、中学受験をする予定もうちにはなかったからです。
加えて学校のテストを持ち帰ってきて特段気になる点数だったとか、学校の先生との個人懇談などで指摘が入る、ということもありませんでした。※娘は明らかに算数が苦手だったのですが、本人の根性で勉強を頑張っており「この学年の子には珍しいことじゃない」などのフォローも一緒にあったためそこまで重要視せずにいました。
そして二人とも、見ていてあまり勉強が好きなようには見えず。
余裕ではなくても学校の勉強についていけているなら、無理に塾へ行かなくてもいいのではないか、という考えでした。
ただ、上の子が4年生、下の子が3年生になった最近…、子どもたちの様子を見ていると少し変化が出てきました。
算数でわからない問題が増えてきたり、テストで思うような点数が取れなかったり、子ども自身も「●●が苦手」「●●がわからない」など、明らかに苦手意識を持つようになり。
低学年の頃は出来ていた「苦手の克服」が出来なくなっていったんですね。
学年が上がるにつれて勉強内容が難しくなっていき、前から苦手だったけど根性で乗り切れなくなってきているのと、我々親も宿題の量が増えて難易度が上がり、つきっきりで教えることがどんどん難しくなっていっている…そんな印象です。
親としても宿題の際に教えてはいますがなかなか子どもがしっかり理解できているかわからず、ヤキモキすることもあり。
そんなタイミングで、思いがけない出来事がありました。
きっかけは訪問営業だった

学習塾を検討するきっかけになったのは訪問営業でした。
「全国展開の個別指導塾が近くにできたから、体験してみないか?」というものです。
普段ならあまり話を聞かないのですが(実際1年前に来たときはお断りしました)、そのときはちょうど子どもたちの勉強について少し気になっていた時期だったこともあり、営業の方も子どもたちとすぐ打ち解けて楽しく会話をしていたので、体験だけ参加してみることにしました。
最初は正直なところ、「どうせ営業だろうな」という気持ちが強く、実際塾にいったら子どもたちも我に返り(?)「勉強嫌だ…」ってなるんじゃないかな~と、ちょっと不安な気持ちもありました。
ところが実際に体験授業を受けてみると、私が思っていた塾のイメージとは少し違っていました。
個別指導の良さを知ることができた
まず、その塾は個別指導で先生1人に対し生徒が2人、という構成でした。
プレオープンのような状態の塾だったため、生徒さんはおらず新しい机やホワイトボードが並んでいて、全体的に明るい印象。
先生の明るさも相まって、「塾ってもっと真面目で落ち着いている印象だったけど、結構明るい雰囲気で勉強できるのかも」と思いました。
そして今回初めてしっかりと個別指導塾の説明を聞いたのですが、個人的に良いなと思ったポイントが2つありました。
苦手な部分にピンポイントで向き合ってくれる

個別指導というだけあって、一人一人に向き合ってくれる印象を強く受けました。
学校の授業はどうしてもクラス全員に向けて進んでいきますので、うちの子もそうですが一度わからなくなってしまうと、そのまま置いていかれてしまうこともあります。
特にわが子は二人とも「わからない」をそのままにしてしまいがちで、後から聞きに行くこともできないのに親が教えたら「先生の教え方と違う…」と言ったり(笑)
苦労してしまうこともありましたが、体験授業では先生が子どもの解き方を見ながら、
「ここまでは理解できている」
「ここでつまずいている」
という部分を細かく確認してくれました。
親としては、ひとくちに「算数が苦手」と思っていても、実際には計算ではなく文章問題の読み取りが苦手だったりします。
そういった原因を見つけてもらえるのはありがたいなと感じました。
その子に合った学習方法を提案してくれる
もうひとつ良いなと思ったのが、その子に合わせた学習方法を考えてくれることです。
子どもによって理解しやすい方法は違いますので、書いて覚えるタイプもいれば、口頭で説明してもらう方が理解できる子もいます。
ちなみにわが子二人はそれぞれ真逆のタイプで、上の子は口頭で説明しながら一緒に理解を進めていく方法、下の子はゲーム感覚で遊びの要素を入れながら進める方法が良いようでした。
体験授業では、短い時間でそれらの子どもの性格や理解度を見ながら進めてくれる様子が見え、一人一人に寄り添った学習方法を実践してくれている印象を持ちました。
この点、一人一人に寄り添って進めることは学校ではなかなか難しい部分なので、個別指導ならではの強みだと思いました。
子どもたちの方から「塾に行きたい」と言い始めた
今回意外だったのは、体験授業を受けたあとに子どもたちの方から、
「また行きたい!」
と言い始めたことです。
親が無理やり勉強させるかたちになるのは避けたいと思っていたので、これは大きな収穫でした。
先生に褒めてもらえたことも嬉しかったようですし、体験授業でピンポイントで苦手なところを教ええもらえ、問題を解けた経験が自信につながったのかもしれません。
勉強に対して前向きな気持ちが少しでも生まれたのであれば、それだけでも体験授業を受けた意味はあったと思っています。
近所の塾を4か所体験してみた

「勉強したい」「塾に通いたい」という子どもの意欲は嬉しく思う反面、親としてはどうせ通わせることになるなら…と思い、いくつか我が家の近くにある塾を体験してみることにしました。
調べてみたところ、体験にいった全国展開の塾のように、テレビのCMで見るような塾や地域密着であまり名前を聞かない塾、個人塾など、近所に複数の学習塾があることを知りました。
その中で、我が家は家から徒歩30分圏内にある3か所に実際体験に回ってみたところ、本当に塾ごとにまっっったく特色が違うことにとても驚きました。
塾によって先生の雰囲気も違いますし、教室の空気感も違います。
明るく楽しい雰囲気で若い先生が多い塾、ベテランの先生が多くメリハリがしっかりしている塾、完全マンツーマンで家庭教師のような塾、開けた一つの教室なのに集団指導でなく、それぞれが独立してそれぞれの勉強に集中している塾…本当にバラバラ過ぎて驚くほど。
そして親から見る印象と、子どもが感じる印象も全然違い、親が「ここがいいな」と思った塾が子どもと全然意見が合わなかったり…笑
正直、まったく雰囲気やシステムが違うのでどこを選んでいいか本当に悩んでしまいました。
ただ、だからこそ、「体験授業を複数受けてみてよかった」と心から思いました。
事前にその塾のWebサイトをみたり、電話で問い合わせをしたり、パンフレットを送ってもらったりはしていたのですが、それだけではわからない部分がたくさんありました。
我が家が塾選びで重要視したポイントTOP3
システムや雰囲気などがバラバラでどう決めたものかと悩みましたが、子どもたちの意向も汲みつつ、最終的に我が家が塾を決めるときに重視したポイントを紹介します。
第3位 金額(ランニングコスト)
記事中ではずっと出てこなかった費用面ですが、もちろん費用は大切です。我が家では最優先事項ではありませんでしたが、ここが最優先になるご家庭も多いと思います。
我が家の場合は姉弟2人が通うことになるため、家計への影響も小さくありません。
このため、兄弟割引がある塾はポイントが高かったです。(通うことを決めた塾は毎月5千円の姉弟割引があります)
ちなみに我が家は月々のコストでなく、年間のコストを計算して、体験に行った4か所の学習塾のうち2番目に安いところになりました。(年間大体2人で27万円くらい。。)
第2位 子どもとの相性
体験に行って子どもがどのような様子かを確認できたので、「ここなら勉強頑張れそうかな?」と思えるところを考えたく、我が家では子どもとの相性を2番目に重視しました。
体験後に子どもたちへ感想を聞くと、どの塾でも「あの先生わかりやすかった」「(この教室の)こんなところがいいよね!」などポジティブな感想を言ってくれていたので、これは親から見た印象も大きく影響しました。
親から見たら、ベテラン先生が子どもの性格、特長を見て学習プランを考えてくれた塾が一番だったけど…子どもたちの中ではランキングが低い様子だったりで悩みましたが…
通うのは子どもたちだし、それも将来のために勉強を教わる場所だからこそ、子どもが安心して通える場所であることを大切にしました。
最終的には、下記を総合的に判断した結果我が家でのポイントが高かった塾になりました。
- 先生との相性
- 教室との相性
- システムとの相性
第1位 家からの距離
そして最終的に一番重視したのは家からの距離でした。
我が家は共働きで、子どもたちはすでにいくつかの習い事を経験していますが、親にとって送り迎えの負担は甚大です。
加えてうちは車が1台しかなく、夫は4交代制で夜勤もあるお仕事なので、●曜日の●時は絶対大丈夫!というタイミングはありません。
子どもが大きくなればバスや自転車で自分で通うこともありかもしれませんが、まだ小学4年生と3年生…冬の札幌は雪もあります。
通うのが面倒になってしまうと、どんなに良い塾でも続かなくなってしまいますし、送迎が立ち行かなくなり休むこともタクシーを使うこともできる限り避けたい。
そのため、「家族全体で無理なく通い続けられること」を最優先に考えたとき、我が家では家からの距離が近いことが一番重要視するポイントとなりました。
ちなみに、徒歩5分で着くところです( ´艸`)
今回の体験だけでも大きな収穫があった
まだ入塾したばかりなので、学力が上がるかどうかはこれからですが、今回の体験授業だけでも大きな収穫がありました。
それは、私の中でぼんやりしていた、「子どもがどこに苦手意識を持っているのか」「子どもが伸びやすい教え方」が明確になったことです。
親は毎日子どもを見ていますが、勉強の細かなつまずきまでは意外とわかりません。
子どももプライドがあるようで、「そこはわかる!」って言ったりもしますしね。(本当はわからない)
それがプロの先生に見てもらうことで、先生との会話の中で苦手を伝えていた李、わが子にとってやりやすい勉強のやり方みたいなものが見えてきました。
1時間程度の短い体験授業で子どものやる気を引き出してくれたのも大変ありがたかったです。
小学生に塾は必要なのか?

これまで、体験授業に行って得られたメリットを中心に紹介してきました。正直体験だけなので、デメリットと感じる部分はまったくと言っていいほどありませんでした…デメリットを感じるのは通い始めてからでしょうね。
そして、小学生に塾は必要なのか?
これは正直なところ、住んでいる地域や家庭の考え方によると思います。
中学受験を目指している地域であれば、小学生から塾に通うことは珍しくないでしょう。
一方で、我が家のように札幌で中学受験を考えていない家庭であれば、必ずしも必要とは言えないかもしれません。
ただし、中学受験を考えていないご家庭でも、「高校受験」はおそらく多くの子どもたちが通る道だと思います。
札幌の公立高校はほとんど定員割れしていないらしく、我が家の最寄りの高校も大体1.3~1.5倍くらいの倍率と聞きました。
この話を聞いて、地方出身の私は地元の高校に「入れない」という感覚がなかったので、誰かが合格する一方で誰かが不合格になる、というのがいきなり現実味が増しました。
そして、そうした「受験」に対する情報も私は全く持っていなかったんだ…と思い知らされました。
だからこそ我が家では、「今すぐ成績を上げるため」というより、
- 勉強する習慣を身につけるため
- 基礎固めのため
- 将来を少しずつ意識してもらうため
という意味合いが大きいです。
行きたい高校ややりたいこと、自分が進んでみたいと思った道が見つかったときに、選択肢を広げられるよう、基礎学力を身につけてほしいと思っています。
まとめ

今回、小学3年生と4年生の子どもたちが塾に通うことになり、我が家も初めて本格的な塾選びを経験しました。
体験授業を受けてみて感じたのは、塾は単に勉強を教えてもらう場所ではないということです。
子どもの苦手を見つけたり、勉強への自信をつけたりするきっかけにもなるのだと感じるとともに、親である私たちも「持っていた方が良い情報がある」と認識しました。
もちろん、塾に行かなければ得られない情報というのはないと思うので、自ら別の方法で取りに行く人もたくさんいるでしょうし、自分自身や周りがある程度すでに知っている、体験してきたからわかる、という方もいると思います。
そのため、必ずしも「小学生に塾は必要か?」の問いに、「絶対必要」という回答にはなりません。
また、今回選んだ塾が子どもたちに合っているかどうかは、まだこれからです。
ただ、少なくとも子どもたちは前向きな気持ちで通うことを決めてくれたので、できればその気持ちを忘れずに楽しく通ってほしいと願うばかりです。
もし小学生のお子さんの塾選びで悩んでいる方がいましたら、まずは体験授業を受けてみることをおすすめします。
我が家の体験が少しでも参考になればうれしいです。

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